配車総合プラットフォームサービスを提供する滴滴(DiDi:ディーディー)の総裁の柳青をご存知でしょうか。2015年2月に当ブログでも記事として紹介しています。彼女は中国でも相当なサラブレッドの一人ですが、Wechat(微信:ウィーチャット)のモーメンツ(タイムライン)にプライベートの状況を公開し、話題になっています。

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Lenovo創業者の娘の離婚発表

滴滴の総裁、柳青はLenovoを保有する联想集団(Legend Group)の創業者、柳伝志の娘です。才色兼備のサラブレッドである彼女が、2019年4月16日午後にWechatの自身のアカウント上で、既に離婚をして2年が経過し、現在は”シングルママ”であることを公表しました。

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この情報を公開するまで、柳青の結婚相手は中国のデジタルマーケティングコンサルティング会社である”時趣互動”のCEO張鋭と広く認識されていました。しかし、彼は柳青の妹の夫であり、世間が長く誤解していたことも分かりました。

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離婚した元夫とは今でも仲の良い友人関係であることも同時に公表した柳青ですが、2019年3月8日の婦女節(女性の日)に、「女性は仕事と家庭の選択を迫られるかその両立に向けて努力することを強いられます。これは簡単なことではありません。全ての女性が健康で楽しい人生を送ることができますように」と発信しています。

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中国が生んだスーパーサラブレッド柳青の経歴

2002年にハーバード大学に入学し、ゴールドマン・サックス(アジア・パシフィック)に入社、2008年には執行董事に昇進、その後滴滴の総裁を務め、2018年度には世界で最も影響力のある女性20人にも選ばれたスーパーエリートである柳青。

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女性の力強さが発揮される中国の強み

癌を患ったこともある彼女が当時つぶやいたのは、「死ぬこと以外かすり傷」とい言葉。これは日本の登山家の言葉であるとも言われていますが、中国語で見たのは初めてです。過酷な世界で生きているにもかかわらず爽やかな印象を残す柳青、現代女性の一つのロールモデルであることは間違いないでしょう。

彼女は典型例ですが、中国人女性は感情的な真っ直ぐさと、理性的な合理主義がちょうどよくミックスされており、ビジネスでも優れた成績を収めているケースが少なくありません。日本では社会的慣習・因習によって女性の本来の能力が制限されることが多いのですが、中国は従来共産主義国家、そこに男女の垣根は存在しません。ですから、公共・民間セクターともに女性の経営者、管理職を目にする機会は日本以上に多いのです。この点において、中国社会は日本以上に成熟していると言って良いのではないでしょうか。

柳青に関する記事はこちらをご覧ください。

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