自社通信施設の蓄電池を盗み続けた犯人は、なんと警備を担当していた従業員 - 昔ながらの中国の犯罪 -

2019年11月3日、遼寧省の朝陽市で会社の警備員2名が2018年9月以来300個あまりの蓄電池、20万元(約300万円)相当を盗んだ疑いで公安当局に身柄を拘束されました。

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王、宋の2名は遼寧省朝陽市のとある企業の従業員で、施設内を巡回警備することを主な業務としていました。この会社は朝陽市における通信基地局の建設を行っていました。

通信基地局は人通りの少ない場所に建設されていることが普通で、無人です。また通信基地局に設置されている蓄電池は1個あたり500元(約7,500円)ほどで取引がされており、それほど重くありません。王、宋はそこに目をつけたという訳です。

2人はまず買い手を探しましたが、蓄電池の出自を怪しまれなかなか買い手はつきませんでした。しかし最後の最後で買い手が表れたことに2人は狂喜乱舞、その後は自社の通信基地局に設置されている蓄電池を盗んでは売るということを続けました。

2019年11月3日、当該企業の別の従業員がある基地局で8個の蓄電池がなくなっていることを発見し、公安当局に通報します。公安は廃品回収業者をくまなく当たり、最終的に疑わしい蓄電池を扱っている業者を突き止めました。それが前述した買い手の企業でした。

買い手企業の社長は身柄を拘束され、続いて王と宋の2人も逮捕されるに至りました。インターネットユニコーンが踊る深センのような未来都市が注目される中国ですが、市井は案外変わっていないのかもしれません。

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