中国に仕事、旅行で訪問された人は必ずと言っていいほど”火鍋”を口にするのではないでしょうか。様々なスープをベースに、羊肉、豚肉、牛肉、野菜に海鮮なんでもござれ。巨大な火鍋市場についてデータで見ていきましょう。

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中国の国民食となった火鍋市場をデータで見る

2018年に中国の飲食市場規模は4兆元(約64兆円)と巨大ですが、その内4,800億元(約7.7兆円)は火鍋の貢献でした。成長率も飲食業界の9.5%を上回る10.36%と堅調に推移しています。

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全国にある火鍋屋さんの数は40万店と言われていますが、地域別での店舗数のランキングを示したものが上の図です。やはり四川省、重慶市などいわゆる麻辣(マーラー:痺れて辛い)火鍋で有名な地域が1位と3位を閉めています。

その一方で、あっさりしたスープの火鍋で知られている広東省が3位にランクインしていることは、中国に詳しい方にとっても意外ではないでしょうか。

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上図は地域ではなく都市別での火鍋の愛好度を示したものです。当該都市における大衆点評の火鍋店舗の検索結果から数値化しています。やはり重慶市、成都市の存在感が大きいですね。また、北京市の老北京火鍋や西安市の羊をベースとした火鍋など、愛好家の多い都市では特徴のある火鍋が地域ごとに存在していることが分かります。

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これからますます暑い時期に入っていく中で、火鍋を食べて汗をかき、明日への鋭気を養う市井の人々の姿が目に浮かびます。想像すると食べたくなってきてしまいますね。