1995年生まれ以降のwechat利用率はわずか14%

2016年頃にも話題になった話ですが、その頃と比較しても若者の間でのwechat離れが進んでいます。wechatそのもの、更にはwechatにおけるタイムライン機能であるモーメンツの利用者数が年々減少しているそうです。現時点で、1995年以降に生まれたいわゆる”95後”のwechat利用率は14%に過ぎないそうです。何が起こっているのでしょうか?

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若者がwechatを使わない理由とは

wechatの機能の少なさが仇に

若者にとって、wechatがなくてもSNSは他にもあります。現時点で最多の利用者数を誇るwechatは機能が絞り込まれており、少ないことが若者をwechat利用から遠ざけている原因の一つと考えられています。

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中国若者が最も利用しているのはQQ

QQはwechatと同じく腾讯(Tencent:テンセント)が開発・提供するSNSですが、中国の若者の間で最も利用されています。wechatに比べて機能は豊富で、動画視聴、ニュース購読、その他画面のカスタマイズなどwechatに無い機能を使うことができます。

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wechatを使う親の過干渉からの解放

また、年長者の大半がwechatを利用していることも原因として考えられます。中国でwechatを使う若者は当然のごとく家族とwechatを通じて繋がっています。親はwechatを通じて子どもに対して「学校の成績は?」、「まだ彼女はいないの?」等々、世界共通でもあり、かつ中国特有でもある心配事をことあるごとに送ってきます。これが学生の心を乱していると言うのです。

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煩い”微商(wechatマーケティング)”の存在

wechatを少しの間利用した方なら日本人でも分かると思いますが、”朋友圏”すなわちwechat上でのタイムライン機能である”モーメンツ”のことですが、中国ではwechatユーザーの個人がこの機能に自らが小売りしている商品の宣伝・広告をアップすることが少なくありません。

SNS上で友人・知人とは言え、毎日何度も宣伝・広告を見るのは若者ではなくてもあまりいい気分ではありませんよね。

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中国の若者におけるwechat利用の今後

2000年以降生まれの層、いわゆる”00後”は既に18, 19歳、社会に出るタイミングでもあり、大人社会が活発に利用するwechatの利用を避けて通ることはできません。

日本の若者たちがFacebookから離れて他のSNSに移行していったように、中国の若者たちは今後どのようなツールを使ってコミュニケーションをとっていくのでしょうか。

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