札幌の仕事場から東京の自宅まで約9時間

大雪で大混乱の千歳空港

2018年12月7日金曜日、前日から出張で札幌に来ていた私は当日現地のクライアント先での仕事を終え、帰りの羽田便に乗るために千歳空港へ向かいました。

当日の札幌は大雪で空港と航空機の除雪作業に時間がかかることや、他空港から千歳空港へ向かう飛行機の遅れなどもあり、空港は大混乱。写真はスターアライアンスゴールドメンバー用の専用チェックインカウンターと、手荷物保安検査場の入口ですが私が空港に着いた時にはこのような長蛇の列になって殆ど動きませんでした。

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現地から自宅まで9時間の旅程

札幌から千歳空港を繋ぐエアポート特快も遅延しており、上記の混乱も相まって、札幌のクライアント先から東京の自宅に戻るまで正味9時間かかり、当日の夕方に予定されていた中学時代の同級生との忘年会への参加は能わず、結局家に着いたのは24時を回ったところでした。

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混乱の中でもそれほど感じないストレス

なかなかタフな1日でしたが、自分の中では本格的なサバイバルモードが発動するまでには至りませんでした。体力的には確かに疲れましたが、変なイライラも特にはありませんでした。

一方で、不安を職員にぶつけたり、憔悴しきって座り込んでしまう乗客の方々や、涙目を携えた表情で我々を迎える空港のカウンターやラウンジ内のグランドアテンダントや、機上のCAの方々を多く目にしました。

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中国大陸で身につけた混乱時を乗り切る方法

第一に情報収集、優れた中国アプリ

札幌のクライアント先で仕事をしている時から、空の状況は頻繁にチェックしていました。その際に使用していたのが飛常准(veryzhun)と言う中国のアプリです。もちろん日本のApp Storeでもダウンロード可能です。

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上記のような画面は実際に自分が登録した搭乗予定便が定刻の離陸時間である16:30から19:30まで遅れることを知らせてくれています。この情報はスターアライアンスゴールドメンバーの入口で並んでいた際に入ってきたものですが、全日空の地上係員が知らせるタイミングよりもかなり早かったことを覚えています。

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また、上記は空港に到着した段階での情報ですが、札幌市内にいるときにこのアプリから、当日の状況からどれ程の遅れや欠航が発生するのかについての予測情報を手に入れていました。その時点で自分が搭乗する便に4, 5時間の遅れが発生するであろうことは分かっていました。

このアプリは過去のデータから当日の当該便の離陸についての予測を行なっており逐次知らせてくれるのです。そしてそれは中国アプリにも関わらず、中国以外の便についても網羅しています。

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第二、遠慮しないこと

とは言え、スターアライアンスゴールドメンバーの入口から続く長蛇の列はなかなか進みません。データによる状況把握ができてはいたのですか、現地現物での状況はカオスです。

これは酷いなと思ったこととして、全日空の地上係員によるアナウンスも統一的かつ全体に行き渡るものはなく、係員自体も混乱していることが表情や仕草から分かりました。

その状況下で大半の旅客は能動的に動くことはなく、スマホを見たり周りと話したりしながら列の中にいました。一方で私はすぐに手を上げて係員に声をかけ、何が起こっているのかを聞き、自分の状況を説明した結果、列が動かないのは優先カウンターのチェックイン手続きが原因で、skipサービスを利用している自分とは関係がなく、列に並ぶ必要もないことが分かりました。お陰ですぐに保安検査場へ行くことができました。

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そして、早めにある程度の諦めをつけること

状況の把握は早期にかつほぼリアルタイムで把握できましたが、結局のところ大幅に遅延することは間違いありません。当日、夜に同窓忘年会を控えていた私はすぐにLINEで友人グループに事実を伝え、自分の参加についてはひとまずキャンセルすることを伝えました。仕方がないですよね。

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感情的には特段動揺もありません。大陸では外部環境リスクから物事が期待していたように進むことは非常に稀で、顕在化したリスクについてまずは受け入れ、どう対応するか、その結果として自分と他者の損得がどうなったのかを冷静に考えることに慣れていきます。結果として余程のことが起こらない限り、動揺することもありません。これが中国語で言うところの没办法(もうどうしようもないね)です。皆さん、ぜひ参考にしてみてください。変なストレスを抱えることなく混乱を乗り切ることができますよ。

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