王思聡を超えると言っても良いほどのイケメンで投資の天才、総資産は1,000億円を超える男が未だに独身。そして30人以上の子どもを養っています。上海浦東を開発した男の息子、富二代のお話です。

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裕福な家庭で生まれるも孤独な子ども時代。株式投資で社会との接点を見出す

湯珈铖(Albert Tong:アルバート・タン)の父親は湯臣集団(Tomson Group:トムソングループ)の創始者であり董事長であった湯君年。トムソングループは香港の上場企業で、上海浦東新区エリアを最初に開発したことで知られています。母親は徐楓(Feng Hsu:シュー・フォン)、彼女は台湾人の大女優でもありカンヌ映画祭でグランプリに輝いた「さらば、わが愛・覇王別姫」のプロデユーサーでもあります。

普通の家庭とは全くことなる環境で生まれた彼ですが、幼少の頃から両親と離れて一人でアメリカで育てられ、孤独な子ども時代を過ごしました。彼は未だに抑うつ症状について医者に診断をしてもらっているそうです。

多忙な両親と離れて異国で暮らし、引きこもりがちだった彼ですが、突如として株に興味を持ち、17歳に父親が創業したトムソングループに雇われます。そして18歳にの誕生日に董事に任命され、父親の湯君年が亡くなった後はグループの副主席兼執行董事という要職に就いています。ちなみに、珈铖という彼の名前の由来は、彼が経営者として尊敬している香港が生んだ大富豪の李嘉誠から採って改名したものです。

彼は香港市場に上場する企業の中で最年少の執行董事として知られています。14歳で母親から100万香港ドル(約1,300万円)を元手に半年で40万香港ドル(約1億400万円)にしたことに始まり、17歳には母親の資金2,000万香港ドルを1億香港ドルに増やすなど、好成績を残しています。

21歳にして家業を継いだ彼は、トムソングループにおいて高価格な商業複合不動産開発商品を立ち上げます。高価格戦略はトムソングループに大きな利益をもたらし、わずか4年でトムソングループの市場価値は15億香港ドル(約185億円)から30億香港ドル(約390億円)に倍増しました。

彼が保有する総資産は100億香港ドル(約1,300億円)を超えていますが、人となりは非常に穏やかで、飛行機もエコノミークラスに乗り、ボディガードもつけていないそうです。

2019年で37歳になる彼は未だに独身ですが、なんと子どもは35人いるのです。彼は貧困地域にいる子どもに対して援助を行っており、その対象の子どもたちを養子に迎えているのです。

万達集団を率いる王健林の息子で”中国人の旦那さま”と称される王思聡が覇道を行く富二代とすれば、中国語で言うところの”低調(腰が低い様)”を地で行く湯珈铖は王道ということになるのでしょうか。