2019年5月15日に中国腾讯(Tencent:テンセント)が2019年の第1四半期の財務報告を開示しました。2019年Q1の売上は855億元で対前年比16%成長、営業利益は272億元で同17%成長と、昨日のテンセントミュージックと同様、猛烈な増収増益となりました。

_

MAUは11.1億!

テンセントの事業は、①VAS(付加価値サービス)、②フィンテック、③広告の3つに大きく分けれます。①VAS事業の収入が490億元、その中でオンラインゲームが285億元、SNSが205億元、②フィンテック、いわゆるWechat Pay等の決済関連事業が218億元で44%増、③広告が134億元、端数はその他での収益となりました。

_

2019年3月㉛日時点で微信(WeChat:ウィーチャット)のMAUは11.1億と驚異的な数値となっており、かつ前年比で未だに6.9%も伸びているから驚きです。また、同じく微信に先駆けてテンセントが提供していたSNSであるQQのMAUも8.2億もあるとのことですから、化け物と言っても過言ではないでしょう。

_

この財務報告の開示を受けて董事会主席兼CEOである馬化腾(Ponny Ma:ポニー・マー)は

2019年第1四半期について、私たちは良好なMAUを維持することができました。その中でQQと微信のユーザーにはショートムービーをアップロードしたりシェアしたりする傾向が増えていることが特徴的でした。

ゲームについて、私たちは”PERFECT WORLD(完美世界手游)”や”PUGB MOBILE”等大陸で幅広く遊ばれている作品についての世界市場拡大にも力を入れています。

フィンテック分野はまだ発展早期段階にあると私たちは認識しています。事業についての中身を見ていくと、潜在力が非常に大きい分野であると実感しています。

私たちは消費・産業に貢献するインターネットの領域の未来について確実で堅牢な基盤を築きつつあります。

と声明を出しています。

_

平均月収113万円!

さて、この財務報告には、2019年3月31日時点でテンセントの従業員数は5.5万人となっています。更に、テンセントの人件費は四半期ベースで116億元と計上されています。これをもとに計算をすると、従業員1人あたりの月次ベースでの人件費は7.1万元となります。単純に考えれば日本円にして額面約113万円の報酬が支払われているということです。テンセントは高給であるという認識は日本でも一般的になってきてはいますが、具体的な数字で見ると説得力があります。若い世代にとって、中国で就職をするという選択肢が広がってくることになるのでしょうか。

_

テンセントに関する記事についてはこちら