中国資本はそのフロンティアを内陸部に求めるだけでは飽き足りず、後進国にも積極的に進出しています。アフリカもその重要な地域です。その一つ、南アフリカ共和国で流通しているミネラルウォーター”STILL WATER”の瓶に”It’s not made in China”という評価がされ、中国国内で炎上する騒ぎとなっています。

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中国語だけでなく日本語表記も

上記の写真、WATERのロゴの右下、小さいですが英語表記をご覧ください。しっかりと書かれています。

そして、このボトルには”立錐の余地”と書かれています。サブブランドでしょうか。中国のメディアでは、消費者の注目を引きたいが故の広告戦略ではないかとの分析も見られますが、一般生活者のコメントを見ると「これこそが中国の古典的ブランドである証だ」など、皮肉な内容も少なくありません。

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資本から入る中国と人から入る日本

アフリカの発展に寄与している中国資本ですが、その中で色々な軋轢が生じているのも事実です。一方で日本からは企業というよりはJICAなどを通じて人が先に現地に入っている印象があります。中国は先に開発案件があり、そこに投資を行います。そのコンテンツは中国のものでなくても構いません。とにかく成長市場で誰よりも先に果実を手にしたいのが中国です。一方、日本は相手国の課題を解決するために、できるだけ日本ルーツにこだわった技術的な価値提供をじっくりと行っていくことが得意です。

中国は資本を出し、日本は人を通じて技術・技能を提供するというやり方は一つのオルタナティブになるのかもしれません。

日本の目線から見た中国についての記事はこちらをご覧ください。

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