2019年10月31日にTikTok(中国本家では抖音)で世界的に有名なインターネットプラットフォーム企業となった字節跳動(ByteDance:バイトダンス)が北京で2019年初となる製品発表会を行いました。そこで発表されたのは、兼ねてから噂をされていたバイトダンスとして初となるスマートフォンでした。

_

買収したスマルチザンの成果を着実に活用

”堅果Pro 3”と名付けられた新製品を紹介したのは、バイトダンスが買収したスマートフォン、OSメーカーである(前)锤子科技(Smartizan:スマルチザン)のCTOである呉徳周でした。

前職でスマルチザンのメンバーは基本的に彼の下、2019年初頭のバイトダンス買収以降もそのまま活動を続けているそうです。呉CTOはかつての上司であり、スマルチザンの創業者、そして買収後に離れた羅永活に対して壇上で感謝の意を示しました。

この堅果Pro 3スマートフォンの設計理念やロゴについてはスマルチザンの風合いを強く残したものになっていることも彼は触れました。

ディスプレイサイズは6.4インチ、厚さは7.8mmで重量は185gのバイトダンスでは初となるスマートフォン。背面には4つのカメラレンズが取り付けられています。それぞれ4,800万画素のソニーIXM586メイン, 1,300漫画その超広角、800万画素の望遠、500万画素のミクロが搭載されており、様々なシーンに対応することが可能です。

黒、白、緑という3つのカラーをラインナップ。発表会では特に白への評価が高かったそうです。

また、OSはSmartizan OS 7.0であり、バイトダンスがスマルチザンの技術を承継して、独自OSとしてリリースしたことになります。これは当初の予想通りです。どのようなUX/UIとなるのかは実際に購入して体験した方に譲ろうと思います。

価格ですが、メモリ/ディスク容量で、8+128GBで2,899元(約43,500円)、12+256GBで3,599元(約54,000円)となっており、来る11月11日の独身の日、いわゆる双11(ダブルイレブン)には200元の割引が適用されます。

また、5G対応の機種は2020年にリリースされることも発表されました。いずれにせよ、秘密の多い中国インターネット巨大企業であるバイトダンスが満を持して発表したスマートフォンに注目が集まっています。日本のイノベーター、アーリーアダプターたちの評価を聞いてみたいものです。