平均海抜4,000mで2,000kmを走り切る究極のサイクルレース”チベットチャレンジ”が今日ゴール
2019年10月9日の午前8時、2日間のテクニカルカンファレンスと高度順応訓練が実施された結果として、”2019年VAUDE騎闖天路 高海抜ウルトラロードレース”が正式に開幕しました。レースは9日間に渡って行われ、四川省を出発し、ゴールであるチベットのラサを目指すというものです。
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世界一過酷なレースのひとつ
44名の参加者には11チームと12名の個人参加の選手が含まれており、更に10名の女性サイクリストが参加をしていることが発表されました。また全体の2/3は初めての参加者とのことです。
このウルトラサイクリングレースは2015年から毎年開催されており、今回で5回目。全行程の2,000kmに驚くなかれ、なんと平均海抜は4,000m以上という超過酷な高山耐久レースです。参加者たちは毎日13時間を走り続け、16に及ぶ4,600m級の雪山を登ることになります。
これこそが究極のブルベ。レースが予定通り進行した場合、参加者たちは本日17日にはラサに到着することになります。プロでも走り切ることが難しいと言われている究極のサイクリングレースの一つであることには間違いはなさそうです。日本人の豪脚自慢の方にもぜひとも挑戦していただきたいですね。