中国ネットイーズが”お一人様”調査を実施 - 一人で映画を観るのは何%?
網易(Netease:ネットイーズ)は自社の映画チケット販売プラットフォームが主催するかたちで、2019年の(旧暦での)七夕である8月7日の前日に”95後(1995年後生まれ世代)の未婚マップ”を公開しました。
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このマップはネットイーズの映画チケット販売プラットフォームにおけるビッグデータを解析したものです。データによると、2019年7月末時点で中国大陸全体におけるチケット販売枚数は368億枚、映画を見た延べ人数は9.6億人、そしてその中に占める”95後”世代の割合は30%を超えていたとのことです。
更に”95後”世代のチケット購入総数の内、29%が”シングルチケット”であったそうで、そのうち54%が男性でした。更に、”95後のシングル”の大半は昼の時間に映画を観ており、特に12:00から18:00の間に集中していたそうです。
また、都市の経済状況とも面白い相関が見られます。一級都市に代表される沿岸部大都市地域ではシングルチケット層の割合は34%, 四級都市では26%と、経済発展度が高い都市ほど一人で映画を観る割合が多いことが分かりました。
特に”シングルチケット層”が多い都市のトップ5は、北京市、上海市、山東省、天津市、遼寧省で、一方、新疆ウイグル自治区や青海省、甘粛省、寧夏省、内モンゴル自治区などのいわゆる西北エリアでは80%以上が2人以上での鑑賞だったとのことです。
経済発展とともに”お一人様”が増える。これは、どこの国でも同じですね。