2019年9月6日に上海ディズニーランドが一部の食品についての持ち込みについて規制を緩和し、細則を公表することを発表しました。

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背景には頻発する入場者とのトラブル

開園から現在に至るまで上海ディズニーランドでは外部からの食品類の持ち込みについては全面的に禁止していました。そして、入園時の手荷物検査でトラブルが頻発していました。

9月6日に上海ディズニーランドはとうとうその間口を緩めることとなりました。一方でメディアの報道によれば、パン、スイカ、更には果物ナイフを持ち込もうとして手荷物検査で止められる姿が目撃されていたそうです。

このように入園時の手荷物検査については引き続き行われており、一部の来園者による受入拒否などを巡ってトラブルは続いているようです。このような混乱を受けてか2019年9月11日、上海ディズニーランドは食品の持ち込みについての細則を公表しました。

それによると、東京ディズニーランドとは大きく異なり、上海では基本的に来園者は各自、食品を持ち込むことが可能となりました。一方で、加熱、再加熱、加工、冷蔵、保温が必要な食品や、刺激性の強い食品については持ち込みが許可されません。

また、熱湯が必要なインスタントラーメンや加熱機能を内包する食品、スイカ等の果物ナイフが必要となる果物、ドリアン、臭豆腐なども持ち込みが禁止とされ、その内容については例示した食品のみに限定されないとのことです。

更に、来園者による水筒の持ち込みは許可され、上海ディズニーランド側では50箇所で冷水を、20箇所で温水を来園者に対して飲料水として無償で提供することも発表されました。その一方で、アルコールの入った飲料、瓶・缶パッケージの飲料については引き続き持ち込みは禁止です。

さて、持ち込みが禁止とされる食品や飲料を携帯した来園者はどうなるのでしょうか。上海ディズニーランドは、そのような物品については1件あたり10元(約160円)で預かるサービスを提供するということも同時に公表されました。

東京ディズニーランドでも開園当時、食品等の持ち込みについて厳しい処置を行った結果、来園者からのクレームが頻発する自体に陥りました。そして、現在はパンやおにぎり、ペットボトルや水筒の持ち込みは黙認されているようです。

東京は上海と異なり今でも非常に厳格な処置を取っているのかと思いましたが、実際にはそうではありませんでした。どの国の発展過程でも同じようなことが起こるということの象徴的な話なのかもしれません。