フィリピンで中華料理屋オーナーが「中国人以外お断り」の張り紙を掲示、炎上
フィリピンの女優であるLauren Youngが自身のTwitterアカウントで、とあるフィリピンのレストランが「中国員のみ入店可」という張り紙を貼っていたことをツイートして中国人を巻き込んで発酵(炎上)しています。
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Only for Chinese Customer
このレストランは新しくできた中華料理店で、以前は”stop Hana"という名前の韓国料理屋さんで、彼女の知り合いがオーナーであったこともあり、愛用していたそうです。しかし、しばらくぶりに訪れたお店は中華料理店に変わっており、下記のような状態になっていました。
しっかりと”Only for Chinese Customer"と書かれていますね。
彼女はこの写真を
このお店のオーナーがこのような振る舞いをすることは合法なのでしょうか?私もお店をオープンして「フィリピン人かワンコちゃんのみ入店可能」という張り紙をドアに掲示しようかしら。
という内容のツイートとともにTwitterに上げました。
以前の韓国料理店”stop Hana"の常連客は、"stop Hana"の店主がお店の運営を中国人に任せたところ、このような張り紙を掲示したところから我慢できなくなり、お店自体を閉めることを決め、運営を任せていた中国人にお店ごと譲ったそうです。
沖縄で日本人お断りのラーメン屋さんが話題になった今日この頃ですが、どこでも同じような問題は起こっているということでしょうか。ただ、彼女は自身のツイートで中国人たちに警鐘を鳴らしたつもりではありますが、残念なことに「ワンコちゃん」すなわち犬は中国ではあまり良い意味ではなく、むしろ相手を蔑視する際に使われる単語です。
フィリピン人とワンちゃんだけのお店ということは、中国人の大多数からしてみれば、フィリピン人が自ら、自分たちの地位を貶めていると受け取られる可能性はありますし、真面目ではなくてもそういったジョークの意味合いが含まれてしまうことは否めません。
異文化交流は難しい。だからこそ、面白いですね。