17年卒の中国大学別初任給ランキングが発表。専攻のトップとボトムには4倍もの開きが…

”中国薪酬網(中国新年収ネット)”が2017年卒の中国大学別初任給ランキング200を発表しました。アジアを含めた大学ランキングは話題になることは多いと思いますが、初任給は中国の求人環境を反映したものでもありますから、具体的で面白そうです。早速見てみましょう。

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トップは清華大学で9,065元、それに次いで北京大学と北京外国語大学と北京の大学がトップ3を独占することとなりました。これらの大学は中国に詳しくなくてもエリートを輩出する大学として有名であると思います。卒業生を20万円もしない給料で雇えるのだとしたら、中国の求人環境もそれほどタイトでは無いと思えるかもしれません。

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次に専攻別ランキングを見てみましょう。トップはソフトウェア工学、次いで材料物理学、自動車類総合、応用化学、生物化学、電子情報工学となっています。ソフトウェアに関する綱目がトップに来ることは分かるとして、物理化学の基礎分野や応用分野などが上位を占めていることも面白いですね。求人側が次の産業の基盤として優秀な若手に高い報酬を与えることで業界を伸ばしたいと思っていることの裏返しと言えましょう。

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次は、専攻のボトム20です。最も低いのが都市管理、次いで歴史学、動物科学、交通管理工学、漢言語文学となっています。都市管理、日本人が見ても何も感じることはないかもしれませんが、中国人や中国に関わった方であればあまり良いイメージはありませんよね。

トップは9,000元を超えていますが、ボトムは2,000元ほどです。専攻によって初任給が4倍以上乖離してしまうのも中国らしいと言えます。皆さんの専攻だとどの程度の初任給をもらえているのでしょうか?

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