中国消費者協会が2019年3月11日に“2018年全国消費者組織が受けた自動車に関する相談分析結果”を発表しました。全てがバッドクレームという訳ではないという前提で、相談件数のトップはBYD, そしてランキング上位にはドイツ系の高級車ブランドが全て入りました。具体的に見ていきましょう。

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上記の表がブランド別での消費者協会に対する相談件数の多さに対するランキングトップ10です。協会によると2018年での部品メーカーブランドも含めた全相談総数は19,283件で、対前年比で5.8%の減少となりました。ちなみに、2018年時点での中国の自動車保有台数は2.4億台で、前年比10.5増です。

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ランキングのトップは中国民族系でEVで有名なBYD, 次いでメルセデスベンツ、BMW, Buick, Audi, 一汽トヨタ、長安フォード、東風日産、上海フォルクスワーゲン、東風ホンダの順になっています。このランキングはこちらの、2018年ブランド別自動車販売台数ランキングと比較すると面白い結果となります。売れているトヨタ、ホンダ等はドイツ系高級車やビュイックと比べて相談件数が低いことが分かります。

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相談内容の項目は、アフターサービス、契約内容、品質、誇大広告、価格、安全性などから構成されており、この順番で相談件数が多い傾向が見られます。特にアフターサービス、契約内容、車自体の品質の3点に集中しており、価格が上位に入ってこないところは特徴的です。中国人は買い物をする際に徹底的に調査・比較検討するため、その意味で想定通りのクオリティであるかどうかについて、買った後に厳しい判断をしていることが分かります。

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そう言った意味で、日系ブランドの誠実さが浮かび上がってきた結果であると言えましょう。

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