2019年の11月11日、中国の大手ECサイトが大売り出しを行ういわゆる”双十一:ダブルイレブン”が終わって間もないですが、阿里巴巴(Alibaba:アリババ)グループの天猫(T-Mall)の成約総額は2,135億元(約3.3兆円)となり、2018年と比べて25.7%の増加となりました。

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ユニクロは150億円以上を1日で売り上げる

アリババがダブルイレブンで創り出すこの1日の取引金額は、日本の最大のECサイトが1年間で売り上げる金額を超えてしまうのですから、ものすごいインパクトです。

メディアの報道によれば、アップルやナイキ、パナソニックや資生堂などの企業がダブルイレブンが開始して1時間以内に1億円以上を売り上げたそうです。

また、ダブルイレブンはアリババが提唱して始まったスーパーセールですが、今では他のECプラットフォームも相乗りしています。そして全てのダブルイレブン活動を行ったECプラットフォームを対象として、1社あたりの売上高が10億元(約150億円)を超えた企業は15社あり、その中に日本企業としてはユニクロ(ファーストリテイリング)が含まれていたそうです。

更に、国別で見ると、海外企業ブランドの売上高トップを占めたのは日本で、4年連続で一位の座にいます。ユニクロだけでなく、花王、資生堂など、日用品や化粧品ブランドの売れ行きが好調だったとのことです。

一説によれば、日本企業でダブルイレブンを活用している企業は、1年の売上の半分をこの1日で創り上げてしまうそうです。来年の東京オリンピックを控え、インバウンドはさらなる活況となるでしょう。そして、インバウンドの効果は確実に2020年のダブルイレブンに影響します。

もう来年に向けた戦いは始まっているのです。