狙い撃ち?中国文化部が規制対象とした32作品は全て日本アニメ
やってくれました。2015年6月8日、CCTVニュースオフィシャルサイトによると、暴力的、性的なインターネット動画について中国文化部が”ブラックリスト”を公表、”楽視”、”愛奇芸”、”捜狐”、”優酷”など29の動画サイトについて、リスト上の作品を放送した場合には警告の後、罰金を含めた罰則を適用することを発表しました。同時に、”漫画島”など8の動画サイトについて放映停止の処分を下しました。
それで、そのブラックリストの中身は下記ですなのですが・・・、
- 東京喰種(トーキョーグール)
- 進撃の巨人
- 残響のテロル
- BLOOD-C
- 学園黙示録(HIGHSCHOOL OF THE DEAD)
- エルゴプラクシー
- 寄生獣
- スカルマン
- Another
- インフェルノコップ(地獄の刑事はやってくる)
- アフロサムライ
- ハイスクールD✕D
- コープスパーティ
- ストライク・ザ・ブラッド
- デスノート
- デッドマン・ワンダーランド
- デート・ア・ライブ2
- PSYCHO-PASS サイコパス
- デビルマンレディー
- School Days L×H
- エルフを狩るモノたち
- エルフェンリート
- 百花繚乱 サムライガールズ
- だから僕は、Hができない。
- GIRLSブラボー
- かのこん
- はぐれ勇者の鬼畜美学(エラスティカ)
- 桜通信
- 暗殺教室
- 黒執事3
- クレイモア(CLAYMORE)
- ダンスインザヴァンパイアバンド
見事なくらいに日本のアニメ狙い撃ちです。ここまでされるとむしろ笑っちゃいます。皆さん、この中でどれくらいご存知ですか?自分でも知らないアニメが多いくらいですから、よほど文化部はしっかり見ているというか、粘着しているというか。ある意味、ここにあるアニメこそが日本の価値ある部分なのかもしれません。ポイントは3つで、
- 暴力思想を植え付ける。
- 恐怖で正常な人間には耐えられない。
- 格調が低く低俗すぎて堪えられない。
とのことだそうです(笑)。
編集後記
アングラでこれらのコンテンツを流通させるとお金儲けできるかもしれません(が、このサイトでは違法なことについては推奨しません)。日本のアニメの極端な部分、マニアックな部分、コンテキストで魅せる部分は、中国にとってはやはり恐ろしい、むしろ、畏れを感じている貴重な価値とも言えると思います。不思議の国日本、昨今は息苦しく、こういったコンテンツが日本国内でも受け入れがたくなってきているのは残念です。