中国人大学生が選んだ起業家ナンバーワンは意外なあの人

 

ハイテクIT企業の創業者、CEOは一般的に産業とメディアとの関係が深く、他の産業と比較して知名度と露出が爆発する可能性が非常に高いものです。直近の調査によると、中国の”90後(1990年代生まれ)”が崇拝するビジネス界のリーダーたちのトップ10の内9人がITハイテク産業から選ばれました。そうです、アリババグループの董事局主席の”ジャック・マー”こと馬雲や、百度グループのCEOであるロビン・リーこと李彦宏などが当然のようにライナップしています。

 

2015年5月3日に中国の市場調査会社CTRが”90後の中国大学生が最も崇拝するビジネス界のリーダー”という調査レポートを発表しました。この調査は3,000名の”90後”の大学生が参加したもので、トップ10には中国のハイテクIT業界の名士が勢揃いしました。名前の挙がったトップが所属する企業は、アリババ、百度、腾讯(テンセント)、小米などです。そして、名前が挙がった企業トップはロビン・リー(李彦宏:百度CEO)、マイクロソフトの創設者のビル・ゲイツ、アリババのジャック・マー(馬雲)、小米(シャオミ)科技のレイジュン(雷軍)CEO、腾讯CEOの馬科腾(ポニー・マー)、Lenovoの董事長の柳伝志、華為CEOの任正非、京東(JDモール)CEOの劉強東などです。そうそうたるメンバーですね。

 

ロビン・リー

そして、もったいぶりましたが”90後”の中国人大学生が最も崇拝するリーダーは、百度のロビン・リー(李彦宏)でした。彼の事業遂行における風格、思想・理念、技術的な実力、精神力、個人的な魅力など各方面に対する大学生の支持はとても高く、かつ甘いマスクの二枚目であることや、学歴などの背景も少なからず寄与したそうです。

 

ITハイテク業界で最も名高いAppleのCEOであるティム・クックや、創設者であるスティーブ・ジョブス、FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグに対する中国人大学生からの支持はそれほど高くなく、海外のビジネスリーダーとして唯一支持されたのはビル・ゲイツのみだったと言うから意外というか何というか。ビル・ゲイツは莫大な金額での寄付などの慈善活動が学生たちに強く評価されての結果であったそうです。

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