爆上げ祭り!香港株が7年ぶり最高値、中国株も4000ポイントを一時突破
それでも全資産を円預金だけにしますか?という話です。
香港株が急騰しています。フィナンシャルタイムズでは「アジアの全ての人が香港株の急騰について話題にしている」と書いているくらいです。ハンセン指数は2015年4月8日に3.8%上げましたが、9日の開始以降に一旦6.4%まで上昇し、最終的には前日終値に対して2.7%上げたところで引けました。指数としては2008年1月以来で最高値となっています。
理由としては中国内地から”沪港通”(Shanghai-Hong Kong Stock Connect)”を通じて大量の資金が流入していることで、香港市場の出来高が急増していることが挙げられます。9日の出来高は2,650億香港ドルで、水曜日の記録を更新。2014年の平均出来高が690億香港ドルと比べれば一目瞭然です。
一方で上海総合指数は0.9%下げましたが、今年に入ってから全体で22%の伸びを記録しています。現時点でドル円が120円/ドルを再び突破する状況の中、円資産の目減り強烈です。この点意識されている方、どれくらいいらっしゃるでしょうか。円での現預金だけを持っていることは世界的に見ればどんどん貧乏になっていっているのと同義です。資産を分散することでリスクを減らすことは大切です。