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理念体系と、長期の指針、価値・価値観で進む

6ヶ月 / 月1回の終日ワークショップ + そのあいだの宿題 + グループ別の個別伴走

こういう状態になっていませんか

  • 長期の計画を掲げたのに、中期経営計画の1期目で、もう現実に合わなくなっている
  • 方向と施策は書いてあるのに、現場が動かない
  • 理念も価値観もあるが、言葉が大きすぎて、迷ったときの助けにならない
  • 分かれ道に立つと抽象化して全部取りしようとして、結局これまでの延長になる

指針と価値観を持って、冒険しながら進む

長期のビジョンや計画を、精緻につくる。そしてそこへ向かって真っ直ぐ進む。これが戦略コンサルティングの仕事です。わたしたち自身が、長くやってきたやり方です。

ところが、つくった瞬間に陳腐化します。精緻につくるほど、外れたときに直せません。

このパッケージは、そのやり方へのアンチテーゼです。

決めるのは2つだけです。向かう方向 (指針) と、分かれ道で何を選び、何を捨てるか (価値観)。あとは走りながら、選び続けます。

計画どおりに進むのではなく、指針と価値観を持って冒険する。中期の計画を何年も先まで細かく刻む必要は、なくなります。

経営の階層でいうと、こうなります。

ここを、一緒につくります6ヶ月のパッケージ

理念体系 (パーパス、ミッション、ビジョン、バリュー等)
変えない土台

よくあること言葉が茫漠としており、分かれ道で選択・決断できない

長期の経営計画 (10年)
分かれ道で選ぶ基準と、向かう方向

よくあること位置づけが不明確で、使えずに形骸化

中期経営計画 (3〜5年)
課題と施策

よくあること立てた瞬間に状況が変わっており、計画が陳腐化

年度の方針 (本部・部)
具体的な行動

よくあること計画 (P) が陳腐化するので、D-A が実施されない

個人の目標
一人ひとりへの落とし込み

よくあること価値観レベルで擦り合わない

扱うのは、上の2段です。ここが空いていると、下の3段はすべて崩れます。逆にここが立っていれば、その下を何年も先まで細かく刻まなくても、進めるようになります。

1日の中で、何が起きるか

宿題 一人で、葛藤する

1日のワークショップ

前半 — 健全性 (右天秤) 関係性そのものを扱う

誰が誰に遠慮しているか。何が言われないまま終わっているか

後半 — 経済性 (左天秤) シナリオ・プランニング

未来を描き、ぶつけ、1つを選ぶ

宿題 より深いところへ

宿題 → 前半 → 後半 → 宿題。この一周を、半年で3〜4周します

前半と後半は、別々の時間ではありません。関係性が動いたところで論理の議論に入り、論理が詰まったところで関係性に戻ります。

これは、1人ではできません。

わたしたちは 必ず2人1組 (コーリード) で入ります。コーチには愛はありますが、力を行使しません。コンサルタントは力を行使しますが、愛を無視しています。

シナリオ・プランニングについて

後半で使う手法です。何をやるものなのかを、テラさんが話しています。

6ヶ月の進み方

時期 前半 — 健全性 (右天秤) 後半 — 経済性 (左天秤) その月に出るもの
1ヶ月目 関係性のいまを見立てる。いまの自分たちと、まだ認めていない自分たちの境界 (エッジ) に、身体で触れる 未来を左右する不確実性を洗い出し、決まっていることと決まっていないことを分ける。2つのドライビングフォースを選ぶ 2つのドライビングフォース
2ヶ月目
2日間の合宿
チームの約束事を、自分たちの言葉でつくる 4つの並行未来 (シナリオ・マトリクス) を描き切る。いちばん都合の悪い未来も外さない 4つの並行未来 (シナリオ・マトリクス)
3ヶ月目 立場の違いを受けとめ、対話を開く いまの施策を4つの並行未来にぶつける。どの未来でも後悔しない打ち手を選び分ける 打ち手の一覧と、価値観の原石
4ヶ月目 対立と葛藤を、避けずに越える 4つの並行未来から1つを選ぶ。同時に、やめるものを宣言する 事業ごとの価値観
5ヶ月目 自分たちで進んでいく状態に向けて、準備する 事業ごとの基準を並べ、矛盾を越えて全社で1つに束ねる 全社の価値観と、骨太の施策 (武器)
6ヶ月目 半年の道のりを振り返り、これからどうありたいかを宣言する 成果物を統合し、宣言・誓願に臨む 長期の指針と、宣言・誓願

回と回のあいだは、およそ3週間の宿題でつなぎます。宿題は「きれいな答え」を書く場ではありません。今すぐやめたほうがいいと思っているもの、そしてそれをやめられない理由を、両方書いていただきます。

進め方の原則

螺旋で進みます

宿題で一人がぶつかった葛藤が、次の回の前半でチーム全体のものとして現れます。それが後半の論理の議論を押し出し、また宿題で、より深いところに戻ります。半年で3周から4周します。

不確実性の中に、自ら身を置きます

予測が当たらない場所へ、自分から入ります。そこで葛藤が生まれます。決めきれない。正直に言えない。切り捨てられない。この葛藤を苦しみながら止揚したときにだけ、価値観と指針に気づきます。葛藤は個人に抱えさせず、グループで引き受けます。

価値観が立つまで

「私たちは○○を大切にします」では、価値観にはなりません。「速さより、全員の腹落ちを優先する」— つまり分かれ道では速さを捨てる、と書けて初めて、どちらかを選び、どちらかを捨てること、すなわち決断することができます。

そして価値観は、話し合いからは出てきません。自ら不確実性の中に身を置き、そこで生まれる葛藤を、苦しみながら止揚したときに気づくものです。そのために、8つの段を順に踏んでいただきます。

  1. 4つの世界から、1つを選ぶ

    描いた4つの並行未来のうち、自分たちが創り出す世界を1つに決めます。

  2. 武器 (矛) を持つ

    その世界へ行くための武器です。何で攻めるのか。主だったものだけを挙げます。

  3. 捨てるものを決める

    固有名詞で3つまで。「選択と集中をします」のような言い方は認めません。

  4. 捨てた影響を、明示する

    それをやめると、どれだけ定量的に失うのか。誰を失うのか。ここまで書いて、初めて捨てたことになります。

  5. 果たし状を受ける

    ほかのチームから、その選択に対する問いが突きつけられます。「それで人は育つんですか」「本当にそれで楽しいんですか」。喉元に刃を当てられる時間です。

  6. 武器 (盾) を持つ

    殴られた場所から逆算して、守りの武器をつくります。矛だけでは、落とし穴に落ちます。

  7. それでも選ぶ理由を、宣言する

    殴られたうえで、なお、その世界を創り出したい。その理由が価値観です。ここで初めて、言葉が自分のものになります。

  8. 例文にする

    分かれ道でその基準をどう使うのか、具体的な場面を挙げます。多ければ多いほどよい。使われない価値観は、無いのと同じです。

4段目と5段目が、いちばん葛藤するところです。身体がざわつき、言葉が出てこなくなります。ここを避けて通ると、出てくるのは当たり障りのない標語です。葛藤を止揚したときにだけ、自分たちの価値観と指針が姿を現します。

出てくるもの

  • 価値・価値観分かれ道で、何を選び、何を捨てるかの基準です。事業ごとに1つ、全社で1つ。
  • 指針4つの並行未来から1つを選び取り、そこへ向かうと決めた方向です。
  • 決断しながら進み、学び続けるチームVUCA で環境が変わっても、遠くに見える指針に向かって、価値・価値観に基づいて決断しながら進み、そこから学び、成長し続けていけます。

そのあと

決めた価値観と指針は、下の段に落ちて初めて働きます。

中期経営計画は、そこから選び直され続けるものになります。何年も先まで細かく刻んで固定するのではありません。価値観で選び、状況が変わったら選び直す。PDCA でいえば、P と D よりも C と A に重心が移ります。年度の方針と個人の目標も、同じ基準でつながります。

そこまで見る場合は、別途ご相談ください。

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