FACTORY (構想)
人や関係性が自分の潜在力の大きさに気づき、畏怖しつつも開花させる場所
はじまりは、下北沢の地下です
代表の寺村が大学生のころ、ネットの掲示板で音楽の趣味が合う友人が数人できました。そのうちの一人が下北沢のクラブで DJ イベントをやるというので、誘われました。
21時過ぎから、夜を通してのイベントです。向かう道すがら、未知の世界に飛び込むワクワクよりも不安のほうが大きくて、近づくにつれてそれが膨らんでいくのが分かりました。
クラブの入口は、地下にありました。外階段から覗くと、薄暗い角でチケットもぎりがタバコを吸って、馴染みの客と談笑しています。新参者がこんなところに来ていいのだろうか、と思いました。それでも、一歩ずつ階段を降りていきました。
扉は防音壁です。それでも重低音は振動になって外に漏れてきます。キックの音がドンドンドンドンと身体を震わせます。思い切って、扉を開けました。
迎えてくれたのは、年齢も性別も職業も趣味も思想も、
バラバラな人たちでした。
皆、昔からいる当たり前の仲間のように迎えてくれました。大手の堅い会社に勤めている人、デザイナー、謎のディレクター、雑誌の編集者。そこで、社会に感じていた閉塞感を思いの丈しゃべりました。皆、真摯に聴いてくれました。そして、忖度なく意見を返してくれました。
踊ったことはありませんでした。体育の授業の苦い記憶しかありません。どう踊ればいいのかも分かりません。思いっきり身体を動かしたい、でも恥ずかしさと不安でいっぱいでした。
それでも、身体が疼きました。DJ はこれでもかとエネルギーを上げる曲を繋いできます。もう身体を止められません。おもむろに立ち上がって、フロアに向かいました。
途端に、時間と空間の概念がなくなりました。
境界がなくなりました。僕は溶け出しました。
あそこで起きていたのは、各自が自分に100%の許可を出して、自分のインパクトでアクトする、ということでした。踊り方は誰も教えません。上手い下手もありません。それぞれが、それぞれの踊り方で動いていました。
この話の続きは ライフストーリー → に書いています。
コンセプトモデル
開かれた場所から入り、恐れを捨て、思い思いの踊りを踊り、関係性の中で対話し、葛藤を乗り越え、成長する。そして最上階に上がり、成長する人たちと関係性をホールドします。
夢物語ではありません。私たちは下北沢に「場」を創ることを構想しています。資金も土地もまだ見つかっていませんし設計図もありません。それでも私たちはルーツであるこの場所の力が人や関係性の潜在力を爆発させることを信じています。
検討中の構想であり、事業として確定したものではありません。図はいずれも一定の前提を置いた検討段階のもので、寸法・法規は考慮していません。