中国キャッシュレスの帝王はアリペイ、ウィーチャットペイ、一体どちら?
日本ではなかなか進まないキャッシュレス化、ご存知の通り中国はモバイルペイメントがリードするかたちで一歩も二歩も先に進んでいます。2018年第4四半期における取引量データが公開されたので、見ていきましょう。
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ウィーチャットペイに水をあけるアリペイ
中国の調査機構”易観(Analysys)”が”中国サードパーティ型モバイルペイメント市場2018年第4四半期観察レポート”を発表しました。それによると、同期において中国モバイルペイメントの総取引額は47.2億元で、その内53.8%が阿里巴巴(Alibaba:アリババ)グループが提供する支付宝(Alipay:アリペイ)でした。日本ではウィーチャットペイで知られる腾讯(Tencent:テンセント)が提供する微信支付の取引額シェアは38.9%となり、アリペイと合わせて92.7%と寡占状態が続いています。
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中国以外も含めて10億人のユーザー数
グローバルで10億を超えるユーザー数を誇るアリペイ、中国でも強い傾向は変わりません。そして、そのユーザー数ですが、中国国内だけで未だに毎年50%以上の増加を見せており、衰えを知りません。現段階で、SNS型ではないアプリとしては世界最大となっています。海外ユーザーにももう少し開放してくれれば嬉しいことですね。
アリペイについての情報についてはこちらをご覧ください。
また、アリペイを運用するアント・フィナンシャルについてはこちらです。
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