華やかに見える小米手机(Xiaomi:シャオミ)への報道の見立て

2014年12月29日、CEOである雷軍(44歳)の発表では、アップル、サムソンに次ぐ台数シェア第3位となり、11億ドルの融資を実現し、450億ドルの市場価値がついた小米手机ですが、技術専門誌によると、その先行きについて不安視する声が上がっており、「サムソン病」にかかったと書かれています。寺村が、上海でITに非常に詳しい友人に話を聞いた際にも同様に、迷走し始めていると伺いました。

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雷軍CEOはあるメディアに対して、このままの状態が続けば、2015年、2016年は問題はないものの、2017年には破産すると漏らしたそうです。空気清浄機や豆乳製造機などへ展開することによる総合電機メーカー化を匂わせている小米ですが、現在の純利益は僅かに1.3%(Appleはその10倍程度の純利益があります)。主力であるスマホ事業で昨年最も売れた「紅米」という機種は、中でも低価格モデルでわずかに500元(現時点で1万円程度)です。

雷軍CEOは、鍵となるのはファンづくりで、AppleのようなUI/UXをベースとした、スマホ、テレビなどの端末、ネットワーク、クラウドを繋いだエコシステムの構築にあると考えているようです。これは、サムソンもそうですし、ソニーもそう、端末メーカーが陥る成長の壁です。Appleのみが成功した要因の一つは、彼らが端末ハードメーカーであると同時にOSメーカーでもあるということです。Apple IDに統合されたユーザーに対して、ユーザーはどのタッチポイントからでも最高のUXを手に入れることができます。

Apple一人勝ちの構図に対して、小米や華為なども含めた中国メーカーが対抗できるかどうか、今後2年間、注目ですね。