総プロジェクト2兆円超!中国万達と万科による史上最大級の強者連合

 

万万

2015年5月14日、世界ナンバーワン商業デベロッパーである”万達(Wanda)”グループと、同じく世界ナンバーワン住宅デベロッパーである”万科(Vanke)”グループとが北京にて戦略的提携フレームワーク協議にサインしました。これにより、双方は戦略的パートナーとなり、国内外のプロジェクトにおいて深い連携を行っていくことになります。そして、その内容は都市の改造プロジェクトなどの巨大な利益を生み出す目がプロジェクトに及びます。

 

協議によると、万達と万科はハイレベルマネジメント層による協業検討グループを共同で設置、お互いにプロジェクト単位での連携について情報交換を行うことになっています。この協議は、長期的なものであり、万達、万科共にその戦略的提携関係は国内に閉じず、海外にも積極的に展開していくものとされています。

 

現在のところ、双方がサインしたのはフレームワークまでで、将来具体的に手掛けるプロジェクトについては未確定となっています。万科グループは住宅に強く、万達グループは商業開発に強いため、非常に効率的な補完関係が成り立ちます。

 

アジアの富豪第一位である万達グループ董事長の王健林は、中国の不動産市場は需給が均衡し、当該企業にとっても新しい考え方、ビジネスモデルを模索する段階に入った中で、万科と提携をすることにより、試算の効率的運用、土地に代表される社会資源の有効的活用を行うことができるとの声明を出しています。

 

王健林は記者会見上で更に、もし双方の具体的なプロジェクトの進め方が合致した場合、双方が共同で手掛けるプロジェクトの総規模は1,000億元(2兆円)を超えるものになると述べています。万達が商業開発を行った周辺に、万科が住宅開発を行うという簡単なモデルだけでなく、政府が進めようとしている大規模な都市再開発についても積極的に獲得することも視野に入れています。

 

この”史上最大級の強者連合”の発表を受けて、木曜日の記者会見後に、香港市場の”万達商業地産”の株価は2.8%, 万科は1.3%値上がりしたということです。

[amazonjs asin=”475032776X” locale=”JP” title=”中国クロスボーダーM&A OECD投資政策レヴュー:中国”]

 

万万連合のような中国のダイナミックな今を伝えるメルマガ

[wysija_form id=”1″]