中国工業情報部がVPNに対する規制強化を記者会見で発表、既に一部のVPNが繋がらない、繋がりにくい状態に

外界から漏れ伝わる、中国政府がVPNを部分的に封鎖するという報道について、中国工業信息部(工業情報部)の通信発展司の聞庫司長は1月27日に、「中国においてインターネットの発展に関わるには必ず中国の法律・規制を守らなければならなりません、いかなる情報についても中国法規に基づいた管理・監督の下で運営される必要があります。そのため、インターネットの発展に従って、新しい状況が出現した場合には、新しい管理・監督処置が出されることになるでしょう」と発表しました。

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これに遡る1月23日「環球時報」の英文Webの報道によると、1月21日を頭に、一部の中国大陸におけるユーザーが国内外のVPNサービスを仕様できない状態になりました。同時に、VPNサービスの価格が上昇したという噂が出まわりました。

この報道によると、「”グレートファイアーウォール(中国が海外との通信上のやり取りを監視し、一部遮断するための政府の仕組み)”が外国のVPNサービスの遮断を始めた。VPNサービス企業であるAstrillは既にユーザーに対して、グレートファイアーウォールのアップデートにより、IPSec, L2TP/IPSec, PPTPプロトコルからのVPNサーバーへのアクセスは一切できなくなり、特に影響を受けるのはiOSを搭載した端末である、と通知した」とあります(この辺りのニュースは、「小龍茶館」にかなり詳しく載っています)。

1月初めに、他のVPN企業であるVPN Tech Runo曰く、2014年12月31日から、彼らのサービスを利用する多くのIPがブロックされるようになり、一部の地区ではL2TPプロトコルを使用するユーザーですらサーバーに接続することができなくなったとのことです。

「環球時報」によると、工業情報部が以前に発表した規定では、中郷でVPNサービスを提供する企業は必ず中国国内での許認可が必要で、そうでない場合は「中国の法律による保護を受けることはできない」とされていました。中国インターネットスペース戦略研究所の泰安所長は、「”グレートファイアーウォール”としては、インターネット空間における主権を持つという立場から、このようなサービスを見逃す訳には行かない態度を見せてきた」とのことです。

”防火長城(グレートファイアーウォール:Great Firewall of China、GFWとも言う)”は、中国政府が直轄するインターネットにおける多層のアクセスコントロールシステムのことです。2011年に「環球時報」英語版での報道の中で、北京郵電大学の元校長である方浜興は、彼自身がGFWの中心設計者であることを認めました。彼は報道の中で、自宅のコンピューターには6つのVPNのIDがあったと言います。「このIDは単純にGFWとVPNのどちらが性能が良いのかを測定するためのもの」だったそうです。これに遡る1年、「人民郵電報」が初めて彼のことを、「GFWの父」と名づけました。

工業情報部の聞庫司長の記者会見内容全文

香港明報貴社:
毛部長(工業情報部の毛仏明副部長、部のNo2)に聞きたいと思います。昨今、ある報道によると中国が新しくいくつかのVPNを遮断したということ、更にこのことが中国インターネットの自由度、開放度を下げてしまうことになると指摘しています。現時点でのファイアーウォールについてのさ維新の状況を教えて下さい。背景にある政府当局の思惑とロジックが何であるか、このいファイアーウオールのアップグレードがインターネットの世界におけるあk津力を削ぐことになるのではないかという点についてもお答えください。ありがとうございます。

聞庫:
中国におけるインターネットの発展は世界における位置づけを確認しましょう。特にインターネットの発展については我々は非常に成功しました。TD-LTE基地局は既に70万箇所、2014年12月末の4Gユーザーは9,000万を超えました(これはすなわちモバイル・インターネットユーザーです)。しかし、実際には、まだADSLベースのモバイルユーザーも非常に多く含まれています。中国では、インターネットの発展は非常に有効でした。発展の波に載っている企業は40〜50%の成長率を示しています。アリババが米国で上場したことは成功事例です。皆さんにもお分かりいただけると思いますが、これこそ正に中国政府がインターネット企業の発展に対して、しっかりとした政策と環境を提供した結果です。

中国においてインターネットの発展に関わるには必ず中国の法律・規制を守らなければなりません、いかなる情報についても中国法規に基づいた管理・監督の下で運営される必要があります。そのため、インターネットの発展に従って、新しい状況が出現した場合には、新しい管理・監督処置が出されることになるでしょう。ありがとうございました。

出所:網易新聞小龍茶館