中国がiPhoneの最大市場に、サムソンにとっては大打撃

2014年、Apple社のiPhoneの販売台数は1.8億台、中国市場が2013年から2014年までの台数成長の80%分に貢献しています。中国国内での市場価格はアメリカよりも30%ほど割高であることを考えると、中国消費者がいかにiPhone好きであるかが分かります。

iphone6

iSuppli中国研究総監の王陽によると、2014年のiPhoneのグローバルでの販売台数は約1.8億台で、2013年に比べて2,500万台の増加。更に、中国市場で5,000万台を販売で、同様に2,000万台の増加とのことで、UBSの報告によると中国市場はすでにアメリカ市場を抜いて世界一のiPhone市場となっています。結果、サムソンが最もダメージを受けています。

 

iPhon6, 6 Plusの中国市場価格は、アメリカのそれよりも約30%割高です。また、中国市場に流通するiPhoneは米国版、香港版、本土版とありますが、本土版は他に比べてネットワークの安定性があることから、多くの本土の消費者を惹きつけていることを意味しています。また、依然として海外旅行客にとってiPhoneは必須のお土産となっているようです。

 

Apple社は中国におけるブランドイメージを強化するために、2014年に今まで進出していない都市においてApple Storeを展開しました。結果、中国国内のApple Storeは13店舗。北京や上海などの一級都市ではない、成都や無錫、鄭州、重慶など今まで店舗がなかった都市に展開、2015年2月には杭州にオープンする予定です。

 

さて、ここからは私見ですが、iPhoneがこんなに売れる国って、日本と中国なんですよね。他の国ではもっとAndroidスマホのシェアが高いです。韓国はサムソンのシェアが当然高いです。この二カ国の消費者は、流行りモノに乗りやすいという点で似ているところがあるのかもしれません。また、一方で、小米や華為などの国内産低価格スマホや、VERTU(NOKIA傘下のフィンランド企業)のように数十万、数百万円するような超富裕層向けの携帯電話も売れています。中国を市場として見る際には、国の中に経済格差に違いのあるく国が連邦になっていると考えるべきですね。