寄稿:マカオジュエリーショーから見る中国の景気減退?

マカオ

香港の石井です。今回は通訳としてマカオのジュエリーショーのブースに入っております。初日の今日は10時から獅子舞があったりして、中華圏のフェアだなぁ感じられます。

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いきなりロレックスなどブランド中古時計のブースに中国人が10名ほど押しかけて、ああだこうだという対応に追われたのはホンの一瞬、11時くらいからマカオベネチアンにあるコンベンションセンターは人通りが少なくなってきました。

昼食を取る頃にはこれくらいしか人がいません。

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警備員と出店者ばかりが目立つ感じです。バイヤーの数が圧倒的に少ないです。

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香港と違ってマカオは中国人が入国するのに制限は無いはずなのですが、あまりにもバイヤーが少ない。うちのブースにも天津から来たという卸をメインに扱っている業者が大量購入した以外は、HK$2,000くらいの時計とか、HK$1,200くらいのジュエリーがポロポロ売れる感じでしかありませんでした。

だからといって中国の景気が後退していると言ってもいいものか悪いものか、判断はつきかねますが、バイヤーがそんなに見に来ていないということから、こういう高額商品の消費がかなり落ちているということはできるかもしれません。

ただこのジェリーフェアは今年が第一回都のことで知名度が低かったのかもしれませんが、香港などでいろいろ見本市にでてみている私からしてみると、この見本市はちょっと寂しい感じがすると思いました。

インド人やタイ人、フィリピン人などのバイヤーが目立つ感じもしました。

とは言いながら、私の宿泊しているホテルの朝食会場は中国から来た団体客で大賑わいでしたので、高額商品の消費は減速しても、マカオへ行く旅行程度の消費はまだまだ堅調なのかもしれませんね。

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