テンセントのペイメント?いやいやインバウンド語るならまずは浅草でしょ!

 

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テンセントが決済サービスを日本に持ち込むニュースについて?

当然、書きません(笑)。

 

なぜ浅草にいるのか?

「なんで浅草に店を出したんですか?」と聞かれることが良くあります。答えは簡単で浅草に住んだからです。中国から帰国直後は住所的には中目黒、最寄り駅は恵比寿というなかなかいけ好かない場所に住んでいたのですが、サラリーマンを辞めるとなると生活費を切り詰める必要があると考えたので、当時通勤していたADLがある神谷町にアクセスの良い日比谷線沿線で探して入谷の不動産屋さんに紹介してもらったのが、元々住んでいた浅草四丁目、千束商店街でした。

 

”浅草爆笑オフィス”誕生

千束商店街は、それこそ30年以上の歴史を誇る居酒屋さん”庄屋”と同じ建物の物件でした。説明が難しいのですが、分かりやすいところで言えば、僕の家と庄屋さんとはバックドアで繋がっていて、いつでも行き来ができたのです。僕が家のキッチンからドアを開けて「唐揚げ」と言えば、持ってきてくれる関係と言えばいいでしょうか(やったことないですけど)。

2階建ての3LDKという非常に大きな物件でしたが、なんせメチャメチャ古い。階段が傾いており、僕も含めて4人が階段から落ちて怪我をしました。最初に落ちてきた奴が事あるごとに”爆オフ”と言っていたことが”浅草爆笑オフィス”の名前の由来です。彼が階段落ちの一番最初だったのですが、4人の中で最も素晴らしい遠方でした。技術点、芸術点、共に9点超えです。階段から冷凍マグロが滑り落ちてくるのかと、すわここは東京冬季五輪、リュージュでも開催されているのかと思いました。

部屋が広いのと、地下鉄の駅からアクセスが悪いということもあり、浅草で夜まで飲んで騒いだ仲間がよく泊まって行きました。昼から飲んで、みんなで夜を明かして飲んだこともありました。そんな浅草生活の始まりでした。爆オフには常に僕以外の誰かがいるという、まあ大の大人からしてみれば異常な状態が毎日続いてました。

 

日本の常識、浅草の非常識

浅草、特に言問通りよりも北の”裏浅草”、ワンダーランドでした。千束商店街、昼に通り過ぎるおっちゃんの半数くらいは酒が入ってます。片手にビール、発泡酒、チューハイ持ってる人がざらにいます。良く見れば真っ直ぐ歩けてない。”爆オフ”の目の前には、謎の店が昭和歌謡を流して、服やら家具やら、訳の分からないものを売ってます。そして、自分も浅草にあまり来たことが無い友人と一緒に歩く時に無意識にやって驚かれることですが、まあ信号を守らない(笑)。自動車以外はほぼ信号守っていない街なんじゃないでしょうか。警察に声を掛けられれば、逆に警察に「浅草に住んで何年?」と逆に質問をして黙らせちゃうくらいですから。

 

クロスロードカフェという人間交差点

そんな浅草に自分が来て色々な人と知り合うことができたのは、もう本当にクロスロードカフェのおかげです。なんとなく予感がしてフラッと入って小林マスターと話をして、居心地が良いなと感じた時には入り浸るようになりました。自分、固定されたオフィスで仕事をする必要が全く無い人間なので、自宅のオフィスで仕事がはかどらない時はだいたいここで食事がてら仕事するようになりました。いや、本当の目的はマスターと話がしたいということと、そこにやってくる人たちと出会って話がしたいということだったと思います。奥さん、職人さん、飲食店のオーナーさん、IT企業の社長、ファッション・アパレル関係の方、議員先生、裏社会の方から外資系企業の方まで、それはもう多種多様。

みんな人見知りなんだけど、少しだけ踏み込むと、まあ出てくる出てくる。自分では知り得ないこととか、自分の世界とは違う考え方だとか、普通は知り得ない人とのコネクションとか。自分とは”違う”モノ・コトの塊で、それはそれは少し住んでみた外国にいるような心地よい刺激です。

この場であれですが、小林さん、いつもありがとうございます。

 

それぞれの個、違い、の中で活きている浅草の人たち

浅草の住人は中小企業や飲食店、小売店の店主の方々が本当に多い。ある意味、規模はともかくとして皆、個で商売をやっている人が多い。また、そうではなかったとしても周囲にそういった囲まれて過ごす人が多い。自然と皆、個人で自立してお金を稼ぐことについての経験や考え方が染み付いていて、話の内容が深い。「それって仕方がないよね」、「酒飲んでやってくしかないよね」という発言の裏側に、しっかりと個で活きている力強さと思想がある。だから話していてとても面白い。ある意味、同業界でビジネスの話をしている時よりも頭を使ってるかもしれません。

 

インバウンドの原点

上海から帰って来て、恵比寿は他所行きだなと感じた自分が、浅草はしっくりきたのも、どこか共通する街・人の雰囲気があるからだと思います。個がしっかりしているからこそ”違い”について話ができる。それは相手を尊重しているということですよね。浅草の人たちはまあ本当に「私はね・・・」という自分についての話をガッツリします、本当にガッツリしてくる。個があるからこそ、相手にぶつける玉がある。ぶつかった相手も玉を投げ返す。その繰り返しの潤滑油に大量のアルコールが必要なのは事実ですが・・・。

「まあ、そんな深いこと考えてないよ、みんな適当だよ!」とか声が聞こえてきそうですが(笑)、いずれにせよ、浅草が大好きでして。

これから面白いことはビジネスもひっくるめてこっち側で起こると思いますよ。僕も、新しい法人を創る時のオフィスは浅草にしようと思っていたところ、どこからともなくそんな話が舞い込んできて驚いているところです。発表はもう少し先になると思いますが。

皆さん、本当に面白い場所ですから、ぜひぜひお越しください。

その際はお声がけ下さいませ。

 

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