2019年5月10日に北京の小学校に通う生徒の親が、小学校にヘリコプターを飛ばし、校庭に着陸させました。小学校では科学技術に関するイベントを行っており、子どもたちの教育のために許可を取って飛ばしたと当事者である親御さんは話しています。

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小学生の親御さんが教育のためと称して自社のヘリコプターを校庭まで飛ばす

現場は北京市海淀区にある楓丹実現小学。5月10日は子どもたちに科学技術について親しんでもらうための学校としての活動が行われていました。当日、この学校に通う生徒の親御さんが、彼の企業に所属する2名のパイロットに命じ、ヘリコプターを飛ばして校庭に着陸させました。その後、子どもたちにヘリコプターに直に接してもらい、飛行原理の說明などのデモンストレーションを行いました。

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当該学校に通う別の生徒が翌日ネットで当時の状況をアップしたことから、ネット上でこの親御さんの行為が、ヘリコプターを所有するほどお金を持っていることをひけらかすものではないか、更には当局から飛行許可を取得していなかったのではないか、というような意見を中心とした議論を巻き起こすことになりました。

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飛行許可等は取得していた模様

当事者である陳氏は、「学校の先生方は私がヘリコプターを扱う事業を行っていることを知っていました。当日は科学技術に関する活動が行われていました。また、楓丹小学校は科学技術を重視する校風でも知られています。その中で、先生方から頼まれてヘリコプターを飛ばすことになりました」と話しています。

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また、飛行の前々日に行政当局への飛行許諾の申請手続きも済ませており、法令を遵守した飛行であることを付け加えることも忘れませんでした。

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中国人の感情を刺激したことが炎上の原因

ネット上で妬みに近いかたちの意見が噴出することは大衆の感情としては理解できる範疇とは思いますが、実際にヘリコプターを校庭に飛ばしてしまう親御さんが存在しているということが、北京市のエリート小学校の現状を示していると言えるのではないでしょうか。

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